「自宅で見送りたい気持ちはあるけれど、うちのような狭い家でもお棺を置けるのだろうか」。
ご自宅でのご葬儀を検討される際、このような「部屋の広さ」に対する疑問はとてもよくお伺いします。
昔のお葬式のように、広いお座敷を片付けて大きな祭壇を組むようなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、現代の家族葬では、日常の延長にあるようなシンプルな空間でお見送りをすることが可能です。
ここでは、お棺の実際のサイズや、必要な広さの目安について整理しました。
お棺の一般的なサイズ
まずは、最も場所をとる「お棺」の大きさについてです。
一般的なお棺のサイズは、おおよそ長さ180cm〜190cm、幅50cm〜60cm程度です。
少し想像しにくいかもしれませんが、ご家庭にあるシングルベッド(長さ約195cm、幅約97cm)よりも一回り小さいくらいのサイズ感になります。意外とコンパクトだと感じられる方も多いのではないでしょうか。
必要な部屋の広さの目安
お棺のサイズを踏まえると、ご安置やお別れの時間を過ごすお部屋は、6畳ほどの広さがあれば十分に対応できるケースがほとんどです。
もし6畳未満の4.5畳ほどのお部屋であったとしても、大きな家具が少なければ、お棺を置くことは可能です。HFFクマモトのご提案する自宅葬は、大掛かりな祭壇の設営を行いません。お棺のそばに小さな机(小机やテーブルなど)を置き、お花やお線香、お写真を飾るシンプルなスタイルですので、特別な広い空間は必要ありません。
安置場所を決める際のポイント
お部屋の広さだけでなく、故人様に静かにお休みいただくために、いくつか環境面での配慮も必要になります。
- 直射日光を避ける: お身体の状態を保つため、日差しの強い窓辺は避け、カーテンやブラインドで光を調整できる場所が適しています。
- エアコンの風向き: 直接、冷暖房の風が当たる場所は、お身体の乾燥を早めてしまうため避けるようにします。
- ご家族が座るスペース: お棺の周りに、ご家族が2〜3名ほど座って過ごせる余白があると、お顔を見ながらゆっくりとお話しする時間が持ちやすくなります。
柔軟な配置で対応いたします
「和室がないから洋室でもいいのか」「リビングのソファを少し移動させれば置けそう」など、ご自宅の状況はご家庭ごとに異なります。もちろん、フローリングの洋室やリビングでのご安置も全く問題ありません。
お部屋の形に合わせて、お棺の向きを工夫したり、少しだけ家具を移動させたりすることで、見送りの空間は作ることができます。ご自身だけで「うちは無理かもしれない」と判断なさらず、まずは一度状況をお聞かせください。私たちがご自宅を拝見し、無理のない最適な配置を一緒に考えさせていただきます。
この記事に関連するよくあるご質問
- 和室がなくても安置できますか?
- はい、洋室やリビングでも全く問題ありません。フローリングのお部屋でも、ご家族が過ごしやすい普段通りの空間でお見送りしていただけます。
- お棺の大きさは具体的にどれくらいですか?
- 一般的なお棺は、長さが約180cm〜190cm、幅が約50cm〜60cmほどです。ご家庭にあるシングルベッドよりも、一回り小さいサイズを目安になさってください。
- 4畳半の部屋でも自宅葬はできますか?
- 大きな家具を少し移動していただくなど、配置を工夫することでご安置が可能なケースが多くあります。事前に私たちが拝見して、無理のない配置を一緒に考えさせていただきます。
- 安置する部屋の温度設定で気をつけることはありますか?
- お身体の状態を保つため、エアコン等で室温を少し低めに設定していただきます。その際、直接風が当たらない場所へお棺を配置することが大切です。
- 仏壇がない部屋に安置してもよいのでしょうか?
- 仏壇のないお部屋でも問題ありません。お部屋の広さや、エアコンの有無、ご家族がそばで過ごしやすい環境かどうかを優先して場所を決めることをお勧めしています。
