大切な方がお亡くなりになったとき、共に暮らしてきた犬や猫たちにとっても、それは大きなお別れです。
一般的な葬儀場(斎場)では、衛生面やアレルギーの観点からペットの入館を断られてしまうことがほとんどですが、自宅葬であれば、大切なペットも一緒にお見送りをすることができます。
「ペットにも最後のお別れをさせてあげたい」という理由で自宅での家族葬を選ばれるご家族は、近年非常に増えています。ここでは、ペットと一緒に温かいお別れをするためのポイントや注意点を解説します。
自宅葬だから叶う、ペットのストレス軽減
ペットは環境の変化に敏感です。ご家族が葬儀場へ出払ってしまい、数日間お留守番をさせるのは、ペットにとっても大きなストレスになります。
ご自宅でのご安置・ご葬儀であれば、ペットは住み慣れた家でいつものように過ごすことができます。故人様の冷たくなったお顔に鼻先をすり寄せたり、そっと傍に寄り添って眠ったりと、動物たちなりのペースで「死」を理解し、お別れを受け入れていく時間を持つことができます。
ご親族や弔問客への配慮
ご自宅とはいえ、お葬式となれば普段とは違う来客があります。以下の点に配慮しておくと安心です。
- アレルギーへの配慮: ご親族や後日弔問に来られる方の中に、動物アレルギーの方や、動物が苦手な方がいるかもしれません。事前にお声がけの際に「犬(猫)が同席します」と伝えておきましょう。
- ペットの逃走防止: 人の出入りが多くなるため、玄関のドアの開け閉めには十分注意が必要です。
- お坊さんへの事前確認: 読経中も同じ部屋にいて構わないか、事前にお寺様へ確認しておくと丁寧です。お経の声や木魚の音に驚いて吠えてしまう場合は、儀式の時間だけ別室で休ませてあげましょう。
出棺時のお別れについて
最後のお別れの際、ペットにご自身の足で近づかせてあげるのも良いですし、ご家族が抱っこしてお顔を見せてあげるのも良いでしょう。
「おじいちゃんが好きだったこの子のおやつも入れてあげたい」と、ドッグフードなどを棺に納めるご家族もいらっしゃいます。その場合は、火葬の妨げにならないよう、ごく少量を半紙などに包んでお納めいただいております。
HFFクマモトはペットの同席を歓迎します
HFFクマモトのスタッフは、ペットも「大切なご家族のお一人」として接遇させていただきます。
祭壇の設営時や打ち合わせ中も、ペットが近くにいて全く問題ありません。「うちには犬がいるけれど大丈夫かな?」と悩まれる必要はありませんので、どうぞ安心してお任せください。
この記事に関連するよくあるご質問
- お坊さんがお経を読んでいる間、ペットは同席してもいいですか?
- 基本的には問題ありませんが、事前にお寺様(お坊さん)へ「ペットが同席してもよいか」を確認しておくと安心です。また、お経の声や木魚の音に驚いて吠えてしまう子の場合は、儀式の間だけ別のお部屋で休ませてあげるのも一つの方法です。
- ペットの毛やニオイが気になるのですが…
- ご親族や弔問客の中に、動物アレルギーの方や動物が苦手な方がいる可能性があります。事前に参列者へペットがいることを伝えておき、当日はこまめな換気やコロコロ(粘着クリーナー)の準備をしておくと丁寧です。
- ペットが好きだったおやつを棺に入れてあげることはできますか?
- はい、可能です。ただし、缶詰やプラスチックの袋のままでは火葬の妨げになるため、中身を半紙やティッシュで少量だけ包んでお口元に添えてあげる形をおすすめしています。
- 祭壇のお花をペットが食べてしまわないか心配です
- 植物の中には、犬や猫にとって有毒なもの(ユリ科など)があります。ペットの手(口)が届かない高さに飾るか、あるいはペットが近づく際は必ずご家族が抱っこするなどの対策をお願いしております。
