【家族葬・自宅葬】会社への連絡はどうする?角が立たない報告文面と、香典・供花を辞退するマナー

静かなリビングのテーブルに置かれたスマートフォンと、丁寧に文字が書かれたメモ帳
▲家族葬を行う際、会社への連絡は「伝えるべきポイント」を整理して行うとスムーズです

ご自宅で身内だけの温かいお見送りを決めた際、現役世代のご遺族が直面するのが「自分の勤務先(会社)や、故人様の会社への連絡はどうすればいいのだろう?」というお悩みです。

「家族葬だから会社の人には来てほしくない」「香典や供花をいただくとお返しが大変だから辞退したい」と思っていても、伝え方を間違えると、かえって会社側に気を使わせてしまったり、予期せぬ弔問を招いてしまうこともあります。

今回は、自宅葬・家族葬を行う場合の会社への角の立たない報告マナーと、香典や供花を辞退する際の明確な伝え方、そして万が一届いてしまった場合の対応について解説します。

1. 家族葬でも会社への連絡は必須。伝えるべき「3つのポイント」

たとえ身内だけの家族葬であっても、ご自身の勤務先には忌引休暇(慶弔休暇)の申請や業務引き継ぎの都合があるため、速やかに直属の上司へ連絡をする必要があります。

この時、後々のトラブルを防ぐために、以下の3点をセットで明確に伝えることが重要です。

  • ① 訃報の事実(誰がいつ亡くなったか)
  • ② 葬儀の形式(「近親者のみの家族葬(自宅葬)で行う」という事実)
  • ③ 辞退の意志(参列、香典、供花、弔電を辞退する旨)

「家族葬で行います」と伝えるだけでは、「参列は遠慮するけれど、お花や香典は送ったほうがいいかな?」と相手を迷わせてしまいます。辞退する場合は、曖昧にせずはっきりと伝えるのが、かえって相手への思いやり(マナー)となります。

2. 角が立たない会社への報告文面(テンプレート)

上司への電話連絡の後、社内共有用にメール等で文面を送るよう求められることが多くあります。その際は、以下のような文面を参考にしてください。

【文面例】
父 〇〇儀 が〇月〇日に逝去いたしました。
葬儀につきましては、故人の遺志により、近親者のみの家族葬(自宅葬)にて執り行います。
誠に勝手ながら、ご弔問やご参列、ならびにご香典、ご供花、ご弔電の儀は、固くご辞退申し上げます。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

このように「故人の遺志により」という言葉を添えることで、会社側も「それならば仕方ないね」と納得しやすくなり、角が立つことなくスムーズに辞退を受け入れてもらえます。

3. それでも会社から「香典」や「お花」が届いてしまったら?

明確に辞退を伝えていても、会社の福利厚生の規定(慶弔見舞金制度など)により、社長名義などで香典や供花、弔電がご自宅へ届くことがあります。

その場合は、無理に突き返したり受け取りを拒否したりするのはマナー違反となります。「お気遣いありがとうございます」とありがたくお受け取りください。

  • 会社(慶弔規定)からの香典・見舞金:
    基本的に香典返し(お返し)は不要です。忌引明けに出社した際、上司や総務部署へ直接お礼を伝えましょう。(※社員一同などの連名でいただいた場合は、皆様で分けられる個包装の菓子折りなどを持参するのがスマートです)
  • 会社からの供花(お供えの花):
    自宅葬の場合、大きなスタンド花などが届くと置き場所に困るのではないかと心配されるかもしれません。HFFクマモトでは、届いたお花をご自宅のリビングや和室の空間に馴染むよう、綺麗に飾り直すサポートも行っておりますのでご安心ください。

まとめ:事前の明確な連絡が、ご遺族の負担を減らす

家族葬が主流となった現在、会社側も「家族葬での辞退」には非常に慣れています。遠慮して曖昧にするよりも、最初にしっかりと意向をお伝えすることが、結果的にご家族の負担(終わらない弔問客対応やお返しの手配)を減らすことに繋がります。

HFFクマモトでは、「会社へどう連絡すればいいか迷っている」「いただいた香典のお返しを手配したい」といったご葬儀前後のご相談にも、経験豊富なスタッフが的確にアドバイスいたします。分からないことがあれば、一人で抱え込まずにいつでも私たちにご質問ください。

会社への連絡や対応に関するよくある質問

Q.家族葬の場合でも、自分の会社には連絡が必要ですか?

A.はい、必要です。忌引休暇の申請や業務引き継ぎのため、直属の上司へ速やかに連絡しましょう。その際、「家族葬で行うこと」と「参列・香典・供花を辞退すること」をはっきりと伝えるのがマナーです。

Q.香典や供花を辞退したい時、どのように伝えれば角が立ちませんか?

A.「故人の遺志により、ご弔問やご香典、ご供花は固くご辞退申し上げます」と、故人の意向であることを添えて伝えることで、会社側も納得しやすく、角が立たずにスムーズに受け入れてもらえます。

Q.辞退を伝えていたのに、会社から香典や供花が届いてしまったらどうすればいいですか?

A.会社の慶弔規定などで送られてきた場合は、無理に突き返さず「お気遣いありがとうございます」とありがたくお受け取りください。慶弔見舞金としての香典であれば基本的にお返しは不要ですが、忌引明けに出社した際にお礼を伝えましょう。

葬儀後の手続きや対応でお困りですか?

「いただいたお花はどうすればいい?」「香典返しを手配したい」など、葬儀後のサポートも安心してお任せください。

アフターサポートについて